2021-06-08 第204回国会 参議院 内閣委員会 第25号
千歳では中国資本による土地購入ですけれども、これはむしろカジノ目当ての購入ではないかと指摘をされています。立法事実として具体的に挙げられている二つの事例が、二つとも機能阻害などの理由にはなっていない、そういう事態には至っていないということであります。
千歳では中国資本による土地購入ですけれども、これはむしろカジノ目当ての購入ではないかと指摘をされています。立法事実として具体的に挙げられている二つの事例が、二つとも機能阻害などの理由にはなっていない、そういう事態には至っていないということであります。
いずれにせよ、何度も言いますけれども、カジノ目当てで来るのは、せいぜいそれは、今のマレーシアだフィリピンだシンガポールのカジノを見たって、中国人客ですよ。だけれども、その中国人客でカジノをやりたい人は、わざわざ横浜や大阪に来ません。
要は、このカジノつきのIRを、カジノを解禁したら観光立国だという趣旨は、安倍さんや菅さんの、いや、カジノ目当てに外国人観光客がもっと増えるんだ、そういうロジックでしょう。カジノを解禁しなくても増えるんだったら、カジノをする必要はないじゃないですか、負の、マイナス効果もあるんですから。 だから、ちょっとかみ合わなかったのは、その点なんですよ、大臣。その点、どうお考えですか。
だって、高い旅費を払って、高い宿泊費を払って、わざわざカジノ目当てに来る人がいるとしたら中国人の富裕層ですけれども、しかし、これは常識で考えてください。中国人でカジノをやりたい人は、マカオにいっぱいカジノがあるんですから、しかも中国語が通じるんですから、そっちに行きますよ。わざわざ横浜や大阪に来ません。もっと言えば、韓国に十七のカジノがあるんですよ、もっと近場の、陸続きの。そこに行くでしょう。
わざわざカジノ目当てで横浜や大阪には来ません。観光立国に資する、とんでもないことです。 結局は、日本人からお金を巻き上げて外国に送金するシステムじゃありませんか。特に米国に送金するシステムじゃありませんか。
わざわざ高い旅費を払って、遠くからカジノ目当てで日本に来ませんよね。常識で考えてください。可能性があるのは中国人の方でしょう。しかし、中国人の方でカジノをしたい人は、まず中国語が通じるマカオに行きますよ。四十以上もカジノがあるんですよ、マカオには。若しくは、近場の韓国に行くでしょう。韓国は、私も行ってきましたけれども、十七もあるんですよ。うち、外国人専用が十六ですよ。
この委員会の議論の中で、カジノで結局すってんてんになってしまって、その後広がっていかないんではないか、これはカジノ目当てに来た人はそういうような形になりかねないというふうには私は思っておりますけれども、より魅力的な、カジノだけではない、IR全体、また周辺の観光も含めて発信をしていけば、カジノも楽しむ、また逆に、観光客に、行くんだけれども、ああ、カジノがあるんだったらカジノもやる、そういうような観光客
で、そもそも世界で百二十数か国でカジノがあるところで、カジノ目当てで来るのかということになるわけですね。